チェレンコフ光検出の最適条件

チェレンコフ光とは、荷電粒子が物質中を光速を超えて通過するときに発する光です。

宇宙線検出器で使用されているシンチレーターを、チェレンコフ光だけを検出できるアクリルなどの素材に変更し、チェレンコフ光を検出します。

アクリルだけでなく、他の素材や、素材の厚さなどを比較し、最適な条件を研究していきます。

資料

豊島岡女子学園B_JpGU_O07-P66.pdf

豊島岡(チェレンコフ光観測最適条件).pdf

進捗報告会

https://youtu.be/Oa3ybjylRpk?t=3672

研究概要

宇宙線検出器のプラスチックシンチレータを、UVカットなしアクリル柱、UVカットありアクリル柱、塩化ビニル柱に変えて実験を行っている。これまでの実験で、小型宇宙線検出器でチェレンコフ光の観測に成功した。また、UVカットはチェレンコフ光検出の効率を落とすことが分かった。塩化ビニルとの実験結果を比較すると、アクリルの方が検出回数が多く、チェレンコフ光の検出に適していると考えられる。